月の音

もしかしたら

止まっていたのは、自分かもしれない


あの日から

久しぶりに、あの人の日記を読み返していた

ひとつ気付いた、かも


僕も、此処から動いていなかったのかな　って




あんまりにも、楽しくて
あんまりにも、関わり合って

深く関わり合う事は
喜びも悲しみもおっきくて
生半可なエネルギーじゃない。


もう、これだけでいい
これ以上、疲れたくない

失った訳では無いけれど
送り出す事も、旅立つ事も
これ以上はしたくない…


動きたくなかったのかも
回り出した歯車に
乗っていなかった気がする


自分が動かないのに
人に「歩き出せ」なんて言えないね

だから、知らずに蓋してたかな
動いていたように思い込んで
動き出す歯車を降りて
ベルトコンベアの上を走ってた感じ
ルームランナーみたいに



不甲斐無いなぁ…

WISHが翼なら心強いと
言ってくれたのに
申し訳無いなぁ…


僕は、何をしてきた？
何をしてこられた？

考え方が、この１年で
性質が悪くなってる気がする

動かない自分がいけないのにね
みんな、すり抜けていくような
虚しさが募るばかりで

動きたくないなら
文句は持ったらいけない
文句があるなら、掴みに行かなきゃ
手の届く中に、求める物が無いなら
動かないと
待ってるだけじゃ、相応の物しか残らない


あれから、ちょうど１年経って
こうして気付いたのは、きっと「きっかけ」

じゅんぶん休んだはず
もう、じゅんぶん…

このまま居るのは楽だけれど
このままだと
今ある大切な物も、失くしてしまうもの

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End

 

面倒くさいと思った

努力を試みる気も起きなくなった

だから文句も言わないよ

だって、面倒くさいんだもの

もういいや…

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